イギリスで車を買う
ロンドンのど真ん中に住んでいれば別ですが、車はあった方が何かと便利ですよね。
同じ左側通行ですし、最初はランダバウトとか、割り込み方のリズムや、両側に路駐の車がある中での対向車とのすれ違いなど怖く感じるかもしれませんが、知らぬ間に慣れるでしょう。
あとイギリス人は車好きが多く、いいクルマをよく見かけますので、自分もいいのに乗りたくなるんですよね。ウチの子供は普通にテスラがいいとか言いますし😅
(Mercedes Worldで見たSクラス。カッコいい…)
自分は元々車はあくまで移動手段という考え方でしたが、こちらに来て「趣味はドライブ」という人の気持ちが少し分かるようになりました。旅行に行ってイギリスを楽しむにはクルマは必須です。
さて、今回は簡単に買い方の紹介をします。個人的主観で、勝手に5段階評価してみました。
①日系ディーラー、中古車屋
難易度★☆☆☆☆
安心度★★★★★
お得度★★☆☆☆
私が知っているのはこの3つです。
Jem は比較的新しく値段的にやや高めの価格帯、B-REVとテムズカーは比較的安いイメージ。
自分はテムズカーで最初の車を買いました。日本人の方は窓口だけで、実際に車を見に行く時はいませんでしたが、対応してくれたSamさんは日本人に慣れてるし、問題ありませんでしたよ。
レベル②個人売買(日本人)
難易度★★☆☆☆
安心度★★★★☆
お得度★★★★☆
MixBという日本語の掲示板サイト(https://uk.mixb.net/)があり、そこで車を売りに出している方も多いです。
やはり日本人同士の安心感はあります。言語と車の扱いという両面で。
特に駐在で来てた人が売りに出すことが多いので、酷い車を売りつけられるリスクはかなり低いのではないでしょうか。あとタイミング的にも春など転勤タイミングで売りに出るのが多く、うまく見つかれば比較的割安に買えるかもしれません。
なお、公的な書類手続きについては、別途書くつもりですが、驚くほど簡単なのでご心配なく。
レベル③ローカルディーラー、中古車屋
難易度★★★☆☆
安心度★★★★☆
お得度★★★☆☆
数はいくらでもありますが、いきなり飛び込むのではなく、
https://www.autotrader.co.uk/
あたりで車を探すのが良いでしょう。ディーラーの評価もみれるので、高評価のところから買う方が安心です。
中古車屋は倉庫街みたいな場所にあることも多く、(特に渡英まもない頃は)少し怖く感じるかもしれません。自分も渡英直後に飛び込みで入ったことがありますが、正直騙されないか不安で、またメンテもあまりされてない印象を受け、結局日系ディーラーで買うことにしました。
そして、次の乗り換え時にはautotraderでじっくり検討して少し離れた中古車屋に買いに行き、よい買い物ができたと思ってます。
レベル④個人売買(イギリス人)
難易度★★★★★
安心度★★☆☆☆
お得度★★★★★
Autotraderでは個人も出品してます。ディーラーより1-2割くらいは安いのがメリットですが、車に詳しくない人にはハードルが高いかと。購入手続きの流れを知っておけば、騙されたとか変なことにはならないと思いますが、車自体がどうかは、やはり知識がないと難しいかと。ただ、ディーラーのフル整備記録が残ってる車なんかも出てますので、それだったら手を出しても良いかなと、個人的には思います。
最後に大きな注意点があります。
特にロンドン近郊の方は、2021年10月から始まる新ULEZ対応車かどうかはしっかりチェックしてください。対応車でないと、North/South Circular Roadという広域環状線の中に入る度、日毎12.50ポンド払わなければなりません。
対応車かどうかの目安としては、ガソリンPetrol車は2005年(車種により2001年)以降、ディーゼルDiesel車は2015年9月以降の登録かです。
ただ、これはあくまで目安なので、しっかり確認してください。ネットでULEZ checkerと入れるとすぐサイトが出てきますので、車のナンバーを入れればすぐ分かります。autotraderの掲載写真にもだいたいナンバーは写ってますので、事前に調べることができます。
なお、車のナンバーに入る数字は、年式を表しており、XX07 XXXなら2007年登録、XX20 XXXなら2020年という具合ですが、年後半は50を出した数となり、57は2007年後期、67は2017年後期、70は2020年後期ということだそうです。(でもうちのクルマは61ですが車検証を見ると2012年登録となっており、その謎は解明できてません。。)
また、さらにちなみにですが、お金を出して好きなナンバーにすることも出来ます。